学生のコメント

日頃の講義や課題、学生生活への取り組み等のコメントを掲載していきます。

シニア学生第一期生(2008年度入学)4年間をふりかえる

本学「シニア50プラス入試」制度で2008年4月に入学した第一期生が、いよいよ、初のシニア学生卒業生として、3月、卒業を迎えます。さまざまな思い出とともに、4年間の学生生活をふりかえりました。

高田 良則(環境文化学科 姫路市)

私が本学に入学したのは、将来、姫路市近隣の中小企業に、過去、育み培ったノウハウを支援したいという強い思いを持っていたので、その夢を実現すべく、「環境・文化」というキーワードで、多岐にわたる知識を習得することが目的であった。神戸山手活動の新しい取り組みである「産・学連携活動」を、淡路の養鶏場において実践し、「鶏糞の悪臭対策改善を通じてのCSR横展開活動」に挑戦した。過去に培った業務改善活動や、自主保全活動、広義の保安管理技術がCSRの知識と融合し、大きな成果に繋がり、その活動経緯を「環境経営学会にて発表」した。

吉村 清(環境文化学科 神戸市北区)

入学当初は長い4年間の大学生活と思っておりましたが4年生になり、卒論を出し終わって振り返ってみますと、卒業が目前に迫っており、アット言う間の4年間の大学生活でした。バーべキューパーティ、奈良の山辺の道散策、森林植物園散策、伊吹山ハイキング、月心寺昼食会、淡路福良の人形浄瑠璃見学、播州赤穂の宿泊旅行、台湾旅行、八木神鍋別邸での宿泊、等々、大学生活中で非常に印象深く残った各企画であった。
3年生の夏休みにアメリカ オリンピア州での2週間のホームステイの話があり、シニア学生が若い学生に混じって行ってもよいのか、色々躊躇しましたが、結局行くことにしました。ホームステイ先では、日本から、お米、海苔、を持参し、買出しにマーケッシトに行き、手巻き寿司パーチィを開催したり、お好み焼きを作ったりした。 約9日間の短い間ではあったが家族の一員として迎え入れてくれ帰国時には非常に別れを惜しんでくれよい思い出になった。

上田 博嗣(都市交流学科 神戸市中央区)

学生生活の中核をなすのが、ゼミだ。「まずは、ネクタイをはずしましょう」の福原教授の一声から始まった。さまざまな経歴をもつシニア学生は、その服装がカジュアルに変わっていった。外見のみならず、ゼミの講義では、講義の受け方、論文の書き方などの指導を受けた。ゼミ活動は、机上の学習のみではなかった。フィールドワーク、ツアーにおよぶ。最初の「山辺道を歩く」に始まり、徳川道探索、森林植物園散策、伊吹山登山、屋久島、近江八幡、大津・月寺心など、ゼミ活動ならではのツアーであった。
さらに、メインイベントは、神戸界隈の大学食堂の調査をもとにした「食プロジェクトチーム」と神戸市内の公園の実態を調査する「公園プロジェクトチーム」の2つのグループ調査であった。講義以外のゼミでの大学祭への参加は、学生生活ならではの醍醐味でもある。シニア同士の交流は、学内のみならず、互いの交流を図るべく、宿泊をともなった旅行や親睦会にもおよんだ。屋久島、赤穂、福原教授・学会随行の韓国へのツアーなど、思い出深い。

小川 ゆかり(都市交流学科 姫路市)

4年前の2008年(平成20年)、50歳を機に、人生後半を自分らしく生きるために、「学生」という身分を選んだ。この4年間を一言で言うならば、「楽しかった!」である。 パソコンは初心者であったが、ある程度マスターできたことは、とてもうれしい成果だった。語学も英語・フランス語・中国語・ドイツ語の基礎も学ぶことができ、それをもとに個人で憧れのパリ台湾・上海・北京にも旅行した。学びたかった心理学はもちろん、観光学・古代史・考古学など受講した教科で興味が多岐に広がった。だから、私は本当に充実した学生生活を送ってこられたと満足している。

沢本 あつ子(都市交流学科 宝塚市)

これからのこと
学生の醍醐味である試験と卒論もなんとか乗り越え3月には卒業。 私はたぶん入学前と同じ生活には戻らないでしょう。がんばって取得した(現時点で見込み)中・高の教員免許を活用して現場に立ちたいと願っているから。メインエンジンとなる若い世代の人たちをフォローしながら、若さがとりこぼした隙間を年齢と経験が埋めていければいいなあ、と。正規の雇用でなくても、何らかの形で私が役立てることがあるはずと考えています。

中田 弌子(都市交流学科 神戸市北区)

家族の心配をよそに、シニア一期生としての学生生活がスタートしました。現役の孫のような学生さんとの授業、何も知らないと云う程恐いものはありません。小学校入学のようなドキドキ感!筆箱(ペンケース)消しゴム、鉛筆ではなくシャープペンでノートをとるのに縦書き生活が長いので横に文字を書くのも一苦労でした。まず心配したのは1講義90分授業のこと、90分もじっと座っていられるか心配でしたが、あっと言う間の90分でした。見るもの、聞くものすべてが新鮮で、心配していた事が嘘の様な楽しい毎日を送ることができました。

森谷 八重子(都市交流学科 神戸市北区)

私がこの大学を受験することになったのは、神戸新聞を見たのがきっかけだった。この年齢で、学割が効く大学生活がおくれる、信じられない思いで記事の内容に目を通す。これならいけるかも。夫は好きにしたら良いと見守る構え、子ども達は「その年齢で女学生はかっこいい、チャレンジしてみたら」と励ましてくれる。若者と一緒に勉強ができるやろか、気力はクリアしたとしても体力はどうだろう、と自問自答する。思い切って出かけることにした妻、母、娘、バーバの一人4役は不器用な私には辛いものだったが、大学での4年間は、知らないことを知る喜びも味わえたし、様々な発見もあって、やっぱり面白かった。この経験は、私を大きく、強くしたのではないかと思っているが、身についたかどうかと問われると、心もとない感じがする。

  • 2008/4/13 山辺の道散策

  • 2008/6/21 森林植物園散策

  • 2008/11/17 大学祭打上げ

  • 2009/2/17 赤穂親睦旅行

  • 2008/11/3 大津・月寺心

  • 2010/11/13 大学祭「諏訪山祭」

講義紹介「通訳ガイド英語」(上田博嗣・2008入生)

「通訳ガイド英語」の講義実習のもようです。
この講義では、ガイド役になって、外国人に神戸を案内するために表現方法を学習します。はじめは、神戸市内の観光スポットを英文で紹介した文章を翻訳したり、神戸学検定のテキストを英文にしたりしました。スポットの固有名詞など、独特な表現にとまどいました。実際に、市街地で外国人に話しかける予定でしたが、観光スポットの写真を壁に貼って、ツアーガイドしました。もちろん、すべて英語ですが、英文で原稿を書いて、何度も練習をします。 お相手は、ヤング学生の梨奈さん。画像は、ビデオの一部ですが、担当の先生が、最後の授業で撮影してくださったものです。

  • 撮影 2010年7月12日

最初の部分を記します。

  • H 「Hi,my name is Hiro Ueda. I’m your today’s guide. May I have your name, please?」
  • R 「My name is Rina.」
  • H 「Oh,Rina, beautiful name. Rina, is this the first time to visit Kobe?」
  • R 「Yes, this is the first time.」
  • H 「So, I’m so glad to show you around Kobe city. Rina, this is the park called “Higashi-yuenchi” in Japanese. And the area next to “Higashi-yuenchi” there is the old foreigner’s settlement, which was established at the beginning of port of Kobe.」