福原教授国際学会出席随行記

先月中旬、都市交流学科4年・上田博嗣さん(2008年度入生)が、本学・福原教授の韓国での国際学会に出席のツアーに随行しました。以下、その”随行記”です。(2011/6/28)

日程
1日目(5/22) 関西国際空港―仁川国際空港
仁川国際空港―バス(高速道)―江原寧越郡ヨンウオル市
リゾートホテルCISTER(宿泊先兼会場)
2日目(5/23) フォーラム開催 福原教授セクションスピーチ
3日目(5/24) ガイドツアー参加(福原教授にはディスカッション)
4日目(5/25) 寧越郡―バス(高速道)―ソウル市(市内観光)ホテル着
5日目(5/26) 仁川国際空港―関西国際空港

福原教授が招待された今回の学会は、韓国最古の大学・延世大学が主催したもので、世界各国20カ国から、約140名程度の学者が、韓国・江原道・寧越郡 ヨンウオル市に集まった。この地方は、国をあげて、リゾート開発を推進している地域で、ヨンウオル市は、その 中心都市。人口4万人余り。かつて炭鉱で栄えたようだが、今では、自然を生かしたリゾート地として、また町に散在する美術館や博物館を中心に、環境保護についても力を注いでいる。

地図左から、仁川国際空港、首都・ソウル市。 江原道は、韓国北東部に位置し、ヨンウオル市は、道の南部に位置する。

1日目

仁川国際空港。

日本の各地方空港からも多数の就航便があるアジア最大のハブ空港。その規模の大きさに圧倒される。2001年3月開港。

ヨンウオル市郊外にある会場兼宿泊先のリゾートホテルCICTAR。ホテル棟は完成しているが、周辺の設備は、いまだ工事中だった。周辺には、観光や娯楽施設は皆無。

2日目

ホテル到着翌日のセクション6「Enviromental History studies across theworld」の会場。

英語で発表する福原教授。テーマは「日本における環境史研究の状況について」。質疑応答中の福原教授。マイクをもって通訳するのは、方(ホウ)さん。日本語、韓国語、中国語を巧みに操る。

3日目

教授は、ディスカッションに参加。教授夫人と私は、会場からバスで40分のところへガイドツアーへ。

最初に訪れた民営の「朝鮮民画博物館」。ガイドをするのは、アメリカやカナダの留学先から帰ってきた韓国人学生。彼らのすべては、英語に堪能。中に、父親が韓国人、母親が日本人で、自身は、埼玉県で生まれ、祖母が青森県にいるという女子学生もいた。

近くの「韓国村」へ移動。地元の女性が”ちぢみ”を調理してふるまってくれた。

地元の小学生が民族舞踊・音楽を披露。教授夫人もドラを鳴らして演奏に参加。

民族舞踊に合わせて踊る、各国の先生方。自然とリズムに乗せての楽しいひとときでした。

韓国風餅つき。きねをふるって挑戦するのは、民族音楽が専門のロンドン大学ヒューズ教授。

アジア・アフリカ博物館へ。博物館近くの橋をわたって洞窟の入り口がある。

3日目の夕食会。左より上田、教授夫妻、通訳の方さん。左から通訳の方、風水を専門とする韓国の大学教授、上田、教授夫人。

学会を終え、一路、首都ソウル市へ。バスの車窓から見る水田風景。田植えも終わり、日本の田園風景とよく似ている。

4日目

【ソウル市中心部】(青い■が宿泊したホテル)

ソウル市に宿泊して翌日の朝、ホテルから歩いて10分ほどの”広蔵市場”へ。地元の食材がところ狭しと並ぶ。店のおかみさんが、とうがらしを切ってサービスしてくれたが、それが、とても辛く、額から汗が。

朝鮮王朝の国王と妃の位牌が祀られ、王朝の祭祀が行われてきた「宗廟(チョンミョ)」。 95年に世界文化遺産に登録。

”チャングムの誓い”のロケ地となった昌徳宮(チャンドックン)。敦化門と仁政殿

景福宮の李成桂が建立した韓国最大の木造建築「勤政殿」と「興礼門」

六角形の香遠亭と光化門の守門将とのショット

昨年10月に補修工事を終えて公開された光化門と光化門前に広がる光化門広場のビル群

ソウルの繁華街「明洞(ミョンドン)」の夜。

明洞の焼き肉の店「青園(チャンウオン)」で打ち上げ。

何とも妙な看板を発見。笑うに笑えません。

5日目

昨年末完成したソウルと仁川国際空港を結ぶ直通列車「A’rex」。

ソウル駅発7:00とあって、貸切状態でした。ふたたび、仁川国際空港へ到着

福原教授コメント

韓国など戦前の日本が大変な迷惑をかけた地域には、長い間とても観光で訪れる気持にはなれませんでした。周囲の人たちが普通に出かけるようになってもです。そんなわけで今回が私にとっては初めての韓国旅行となりました。フォーラムに参加するということを心の中での言い訳として。フォーラムでは日本の環境歴史学について報告しました。この分野の研究は、日本でもやっと本格化してきましたが、韓国や中国ではこれから立ち上げるという段階のようです。今後、日本の研究者との交流をどんどん進めていく必要があります。報告にあたっては、通訳の方さん、同行したシニア学生の上田さんにずいぶん助けられました。記して感謝します。

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