授業・ゼミ

観光文化学科 高根沢 ゼミ

ゼミ・教育活動

ゼミでは、さまざまな文化遺産を対象として、その保全と活用の関係について学んでいます。ひとくちに「文化遺産」といってもその範囲は非常に幅広く、姫路城のような記念的な歴史的建造物やモナリザのような芸術的傑作から、身近にある古い民家や広々と広がる農村風景までもがその対象となりえます。さまざまな遺産の特性を理解し、その存続を脅かす要因とリスクを軽減する方法について学びながら、「観光」という現象を通じてその遺産をどのように活用することで維持していくかを考えていきます。

このゼミ・教育活動のポイント

ゼミでの学習は、「心のよりどころ」としての文化遺産と、「観光資源」としての文化遺産の両立という課題について、さまざまな事例に関する文献を通じた学びと、実際に現場に立って人々と議論し自ら考える実践的な学びという2本柱で構成されています。 文化遺産の保全と活用には、その多様な種類と特性に応じた手法があり、また遺産と関わる地域社会とも密接な関係があります。関連文献を講読し、多くの事例についてその手法と結果に関する知識を得ることで、それらに共通する基本的な理念を理解するとともに、豊かな発想力を養います。 さらに、知識と発想力を現場で鍛えるために、フィールドワークを行います。例えば、世界遺産地域を訪れ、遺産価値の保全状況を検証し、観光活用とのバランスを分析します。また、2015年度からは重要伝統的建造物群保存地区である兵庫県篠山市福住において、地域の方々と共に古民家を活かした滞在型観光の創出に取り組んでいます。 ゼミで培った知識と発想力、そして実践力は、決して文化遺産に関する分野に限定されるものではなく、社会に出てからさまざまな分野において活躍するための基盤となるでしょう。

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