教員紹介

佐伯 恵里奈准教授 総合社会学科

専門分野

認知心理学

 私たちが何気なくすごしている日常生活は、様々な心の働きで成り立っています。例えば、何かを注意して見聞きしたり、ある出来事について考えたり喜んだり悲しんだりするということすべてが、心の働きにより生じています。心理学では、このような様々な心の働き・仕組みを学びます。
 この学びを通して心の特徴を理解し、心の働きが社会に与えている影響について、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。大学では学ぶための時間がたくさんあります。たくさんの活動に積極的に参加して、そこでの心の働きについて考えることで、大学生活における学びをより充実したものにしてください。

研究課題人が行動を調整するために必要な認知過程について研究しています。特に、(1)行動を調整する際に言語が果たす役割、(2)行動を調整する際に必要な情報の記憶(ワーキングメモリ)について研究しています。
略歴名古屋大学大学院環境学研究科にて博士(心理学)の学位を取得した後、日本大学総合科学研究所・研究員、京都大学大学院教育学研究科・研究員、助教を経て現職に至っています。
所属学会日本心理学会
日本ワーキングメモリ学会
主な著書・論文【著書】
佐伯恵里奈(2008)児童の記憶/青年・成人の記憶:短期記憶・ワーキングメモリ.太田信夫・多鹿秀継(編)記憶の生涯発達心理学.北大路書房.Pp. 104-118/193-204.

【論文】
Saeki, E., & Saito, S. (2004). Effect of articulatory suppression on task switching performance: Implications for models of working memory. Memory, 12 (3), 257-271.
Saeki, E. & Saito, S. (2004). The Role of the phonological loop in task switching performance: The effect of articulatory suppression in the alternating runs paradigm. Psychologia, 47, 35-43.
Saeki, E., Saito, S., & Kawaguchi, J. (2006). Effects of response-stimulus interval manipulation and articulatory suppression on task switching. Memory, 14 (8), 965-976.
Saeki, E. (2007). Phonological loop and goal maintenance: Effects of articulatory suppression in number-size consistency task. Psychologia, 50, 122-131.
Saeki, E., & Saito, S. (2009). Verbal representation in task order control: An examination with transition and task cues in random task switching, Memory & Cognition, 37(7), 1040-1050.
Saeki, E, & Saito, S. (2012). Differential effects of articulatory suppression on cue-switch and task-switch trials in random task cueing with 2:1 mapping. Quarterly Journal of Experimental Psychology, 65(8), 1599-1614.
Saeki, E., Baddeley, A. D., Hitch, G. J., & Saito, S. (2013). Breaking a habit: A further role of the phonological loop in action control. Memory & Cognition, 41(7), 1065-1078.
佐伯恵里奈. (2015). 柔軟性を支える認知メカニズム-タスクスイッチング研究からの示唆. 心理学評論, 58, 34-51.

教員紹介一覧に戻る