総合社会学科4つのフィールド

総合社会学科 フィールド2 経済・経営学

PICK UP

商店街をあるくのも、経済・経営学の勉強です。
総合社会学科 山下 紗矢佳講師
PROFILE
博士(経営学)。中小企業を専門に研究。ゼミの学生とともに、地域の商店街の活性化に向けたプロジェクトの企画・提案なども行っている。
神戸三宮センター街にて撮影。キャンパスから徒歩20分。

「商店街で経営学」ってどういう意味ですか?

私はおもに中小企業を中心に、地域の経済や経営、そして地域振興について研究しています。
商店街は、いま全国的に存続が危ぶまれているケースが多いのですが、地域の生活経済を支え、日常的に人々が集う場となってきた歴史があります。また最近では、商店街を再生させることで地域社会の交流をうながし、同時に外部からも人を呼びこむことで地域全体の活性化をはかっていこうという試みも多数報告されています。
私自身が、「人がお互いの幸福を尊重し合えるような社会を築いていくために、企業はどうあるべきか」を研究テーマとしていることもあり、商店街は「まちに暮らす人と、そこで経営を行う中小事業者の現在と将来」を考えるうえで重要な研究対象となっているんです。

先生のゼミでも商店街の研究を?

もちろん大学のゼミでも、商店街の調査や、その活性化に向けた提案に取り組んでいます。
たとえば尼崎市の武庫元町商店街では、「武庫=婿(むこ)」という発想から、商店街で男性が主役として輝ける日を設けるイベントを学生たちが提案しました。
また大学のお膝元であり、高架下の商店街で知られる花隈地域の活性化プロジェクトにも学生たちが参加しており、昨年は災害時に役立つハザードマップ(防災地図)を作成しました。このハザードマップは外国人の住民や観光客の方にも役立つよう、多言語で作られているんですよ。
神戸は震災の体験から防災意識が高いエリアですが、それが外国人の方にも伝わっているのだろうか、という問題意識から生まれた企画なんです。

ゼミには留学生もたくさんいるそうですね。

4年生のゼミは留学生が多数派です。そして彼らの半数以上が日本語能力試験で「N1」という最高レベルです。ゼミでの研究や商店街の調査・提案活動にも積極的で、各国の文化や異なる視点からの発想で私たちによい刺激を与えてくれることが多いですね。
留学生も大半が日本で就職が決まっており、これからの日本の多文化社会をリードしていってくれると期待しています。

学生に聞きました!
山下先生ってどんな人?

林さん

先生のゼミではたくさんの企業を訪問する機会があり、就職活動に役立ちました。留学生が多いゼミですが、みんなしっかりと就職先を見つけています。

小城さん

先生はいつもしっかりとゼミ生一人ひとりを見ていてくれますね。

山下先生

林さんもホテルに就職が決まりましたね。林さんは結婚もしていらっしゃるから、本当に良かったです。

林さん

先生のていねいで親身な指導のおかげですよ。

小城さん

私は海外で日本語教師になるのが目標。九州からこの大学に入学したのも、国際的な大学で学びたかったからです。

山下先生

小城さんは英語も得意。進路のこともよく相談を受けています。夢が実現するよう応援していますよ。

取得を目指す資格

種類 資格名 資格内容 資格取得のために受講できる大学授業科目
ISO14001内部環境監査員
(神戸山手大学が認定する資格)
現在日本の主要企業4万社が認証取得している国際環境マネジメント規格ISO 14001は、内部環境監査員を置くことが義務付けられています。神戸山手大学が授与するする資格です。履歴書に書くことが可能です。従って就職に有利です。

受講年次:3年生~

環境マネジメント論
環境マネジメント演習
の2科目の単位を取得すれば付与される。

3級、2級ファイナンシャルプランナー
技能士(国家資格)
家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。通信教育や外部の専門学校の講座を併用する場合が多い。

受講年次:2年生~

ファイナンシャルプランニング1,2
ミクロ、マクロ経済学
経営学総論1,2
簿記と会計
金融論など

  • ①大学科目履修済→資格証交付
  • ②科目履修済→一部資格試験免除
  • ③資格取得のためには履修をお勧め

CASE STUDY

「情報」が経営のカギを握る。基礎から実践的に学べる経営情報科学。

情報処理のスキルを習得しながら、
経営学の知識もしっかり吸収。

井内先生

山下さんは鳥取県出身ですね。鳥取を訪れる外国人も増えてきたでしょう?

山下さん

はい、やはり砂丘を目的にやってくる人が多いですね。
僕は外国人とコミュニケーションすることが好きなので、国際的な神戸山手大学を選びました。

井内先生

ゼミにも留学生が多いけど、みんな上手に意見交換や教えあいなどをしてゼミを運営してくれています。

山下さん

僕はコンピュータが苦手でした。そこで「苦手を克服したい」と考えて井内先生のゼミを選んだんです。

井内先生

苦手な分野にあえてチャレンジしたところがえらいですね。ゼミでは、実際にアンケート調査を行って分析し、その結果を発表するところまでを経験してもらいます。社会に出た時に、そうした作業を一人でできることは大きな強みになるんです。

山下さん

情報処理の授業を受けながら、経営学の大切なポイントも学んでいます。

井内先生

これからは従来に増して「情報力」が問われる時代です。しっかり勉強してください。ところで山下さんは、卒業後も神戸にとどまりたいそうですね。

山下さん

はい。神戸に下宿して、このまちがすっかり好きになりました。ぜひ兵庫エリアの企業に就職したいと思っています。

井内 善臣教授

コンピュータを使った経営情報の分析を研究し、その成果を授業やゼミで学生にわかりやすく教えている。

総合社会学科4年
鳥取県 倉吉北高校出身

苦手なコンピュータを学ぶために井内ゼミへ。一人暮らしを経験して大の神戸ファンに。

ゼミナール紹介

山下 紗矢佳ゼミ

大学の地元・花隈地域の活性化を目指すプロジェクトに取り組む。「花隈モダンタウンフェスティバル」の運営にも全員が参加。ゼミ旅行は学生が企画し、台湾やバリ島などへ。次回はイタリア旅行を計画中。

井内 善臣ゼミ

井内善臣先生が指導にあたるゼミで、経営に関わるデータを科学的に分析し、役立てる経営科学を研究。就職後の仕事で、データの収集から分析、発表までを一人で行えるスキルを身につけることが目標。

経済・経営学フィールドの学び方

経済・経営学を学べば
未来は明るい!