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生活学科で心理コースを設置する理由
心は生活の中で重要な位置を占めています。しかしながら、これまで、生活学科の教育の柱は衣食住で、心は柱とはしていませんでした。その理由はあえて教育する必要は無いと考えていたからです。
これまで、人の心を知り、自分の心を成長させることは日常生活の中で自然にできると考えられてきました。単なる日常生活の中で不足の部分があるとしても、文学等の本を読むことにより擬似的に多くの人生を体験することで心を成長さすことができました。しかしながらこの事情は少し変わってきました。
変わった点の第一は心理学が学問として発達したことです。物理学、医学、統計学等の進歩を背景として脳科学が発達し心を学問として扱えるようになってきました。この50年間の進歩は急速で社会的にも心理学は認知されるようになってきています。
変わった第二の点は、経済的に裕福になった多くの国では心の病が以前に比べて10倍以上に増えていることです。この事実は多くの人が心の病にまではいたらなくとも心にストレスを受けたり、心に不安を覚えることが多くなったことを意味しています。単に普通の日常生活を送るだけでは心の問題に対処することができにくくなっているのです。
学問として発達しますと、それを利用する場合としない場合では結果が大きく異なります。生活の分野は本来心に関係することもたくさんあります。したがって心の学問が発達したならばそれを利用することは自然の流れです。生活学科では豊かな生活のためにはこのような心理学の知識を利用することが大切であると判断し、心理学コースを設置することになりました。
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心理学は心に関することを研究する学問で、最近50年間で急速に発展しました。
心は衣食住と同じように生活の重要な柱です。このコースでは心理学の新しい成果を取り入れて、心の面から生活を豊かにすることを学びます。
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人間は昔から人と人が助け合って生きてきました。他の動物と比べて体力として劣る人間は助け合わざるを得なかったのです。ところで現在は、大人になって仕事をするようになってからは、助け合うことが必要になっていますが、成長過程ではあまり必要ではなく、人間関係が希薄になっています。そのため相手が自分のことをどう思っているか、必要以上に気にしたり、逆に気にしなさ過ぎたりということがおこっています。よりよい人間関係を築くには、どうしたらよいかを考えることは心理学の重要な仕事の一つです。このコースの第一の目標は自分と他人を理解し、人間関係の基本を学び、人と上手に付き合えるようにすることです。

心理学が明らかにしてきたことは人間関係だけでありありません。非常に多岐にわたります。例えば「消費者の心理」「化粧の心理」「子供の発達」「幸福について」「人間のタイプ」「心の健康」「やる気」「創造力」その他たくさんあります。これらのことは昔から色々な分野で扱われていましたが、心理学の進歩とともに少しずつ、科学的に扱うことが可能となってきました。多岐にわたるこれらの分野から生活に関連ある項目を選び、生活や仕事に生かすことがこのコースの第二の目標です。

勉強は具体的目標があると継続しやすいです。心理コースでは「ピアヘルパー」の取得を目指します。ピアヘルパーは直訳すれば仲間を助ける人という意味です。人間関係の相談相手になることを目指す資格です。

ピアヘルパー、情報処理士

コミュニケーションスキル
人間関係は心理学の中心課題です。この科目では自己を主張し、他人の言い分を聞き、対立を解消する方法について学びます。
カウンセリング実習
描画、切り抜き、心理テストなど体験を通して、自分の再確認・発見をしていきます。
人間関係論
現在は人間関係や生き方でいろいろ難しい面をかかえる社会になっています。人の一生を通じて乳幼児期から青年期、老年期までの人間関係について学び、良好な人間関係を築き人生を豊かにすることを目指します。
メンタルヘルス
メンタルヘルスとは心の健康のことです。肉体の病気には医学の知識が必要で医者にかかることは常識ですが、心の病気も基礎知識をもっていて予防をおこない、場合によっては医者にかかる判断が必要になります。この科目ではメンタルヘルスの基礎を学びます。
恋愛心理学
恋愛は誰もが経験することです。それは人を成長させることもあれば、人の心を苦しめることもあります。また人生を左右する重要な出来事の一つとも言えます。この授業では心理の見地から恋愛のメカニズムを解き明かし、人生における恋愛の意味、よりよい相互関係を築くための方法等について考えます。
ポジティブ心理学
心理学では近年、人間の幸福についての研究がすすんでいます。この科目では幸福の条件は何か(お金、美貌、友達?等)について学びます。
感性心理学
心と体は脳でつながっています。脳が気持ちいいと感じれば体の調子もよくなります。感覚への刺激が脳(心)と体にどのように影響するのか、香りや化粧など日常生活における刺激を取りあげてさぐります。
- コミュニケーションスキルA、B
- コミュニケーション論
- 人間関係論
- メンタルヘルス
- ヘルスケア
- 臨床心理学
- カウンセリング実習
- 児童学
- 家族論
- 化粧品のはなしA、B
- 色彩デザイン
- くらしと統計(1)(2)
- プレゼンテーション演習
- 消費者問題論
- 商品・サービス
- 心理学
- 社会心理学
- 認知心理学
- 発達心理学
- 色彩心理学
- 恋愛心理学
- ポジティブ心理学
- 感性心理学
- 教育心理学
- 余暇論
- 音楽療法入門